カイザーだぁよーん。
今日の日記も俺が書くことにしたよ。 今朝は、かあちゃんは珍しく早起きして、「おけしょ」「ヘアーセット」とやらを頑張っていた。 昨日の時点で「明日もお出かけだよ」って教えられてた俺は、気が気じゃない。 まさか、かあちゃん。 気が変わって俺を置いていくつもりじゃないだろうな。 俺はバリケンの中から、「かあちゃん、俺をお忘れなく~。俺、待機してまっせ。」と、しつこくアピールしていた。 かあちゃんの身支度が終わった所で、俺はやっとバリケンから解放された。 「うひょ~。いざ、出撃ぃ?」 俺は行く気満々で、部屋中をスキップして走り回った。 かあちゃんは、そんな俺にはお構いなしで、出かけるそぶりを見せない。 あれれ? あっ、いけね。 朝御飯を忘れてた。(^_^;) (かあちゃんは俺の朝御飯の用意をしてくれてたんだ。) お出かけ前にはご飯とおトイレを済ませなきゃ~な。 俺は急いでご飯をほおばった。 あ! かあちゃんが動いた。 もう行くの~? 待ってぇぇええ~。 (ザー、ザラザラザラ…。←口の中のフードを床にぶちまけた音。) なんだ。 かあちゃん、ジュース飲むのかよ。 ちっ。 あせっちまったぜ。 あーあ。 こぼしちまったのもきれいに食べないとな。 怒られちまうぜ。 俺がかあちゃんを見ながら慌てて飯食ってるもんだから、フードをまたこぼされちゃあかなわんと、かあちゃんは俺の傍に腰掛けて見ていてくれた。 (最初からそーしてくれりゃあ、慌てずに済んだのに!) 俺はマッハで食事を終えて、速攻大きいのをひねり出した!(・∀・) 颯爽と俺の愛車「ワゴンアール」の後部座席に乗り込み、しばしかあちゃんとドライブ。 首都高速や中央高速は、道路工事で車線規制。 一車線しか走れなくなっていたから、結構な渋滞だった。 やっと目的地近辺のインターで下り、近くのコンビニの駐車場で止まった。 どうやらここで待ち合わせらしい。 着いて少しすると、なじみのエンジン音が。 ん? この音は、うちのとうちゃんかあちゃんも乗ってる「ハーレー」ってやつの音だ。 見ると、銀色ピカピカのいかしたバイクが。 はは~ん。 かあちゃん、バイクのお友達と会う予定だったんだな。 ピカピカバイクに先導されて、どうやらそこのお宅に向かうらしい。 さすが「ダイナ」だ。 ラバーマウントのエンジンが揺れていて、超カッコイーぜ。 veryveryさんの背中、カッコイイだろう? かあちゃんはハーレーのサウンドを楽しむべく、車の窓を全開にして追走してた。 コンビニからちょっと走ったら、 「スゲーΣ(゚Д゚) 白亜のお屋敷!」に着いたよ! 室内に目をやると、おやや? 「ドーベルマン」がいるぞ。 俺よりちょっと年下の、結構イカした奴が、俺を見つけてはしゃいでる。 アレは誰??? なんと、ここは。 ベリー軍曹の邸宅だったのだ!( ̄□ ̄;)!! (ベリー軍曹とは。「マーキング大作戦」「マウンティングキング争奪戦」などの、数々の戦で素晴らしい戦歴を誇る名うての勇者。) 今日はかあちゃんの「突撃。隣の (どこが隣やねん。と言う突っ込みは無しでお願いします。) すっげー立派なお屋敷だ。 まず、俺なんか入れる訳が無い。 しゃーないなあ。 俺は車で待機だ。 が。 しばらくするとかあちゃんが出てきた。 俺を車から降ろして、お屋敷の方へ連れて行く。 もしや。 おー! 俺も、特別にご招待いただけるらしい。 ベリー軍曹はお屋敷の別の部屋でお休みになるそうなので、俺はvery veryさんとyoshiさんにご対面させてもらうことになったのだ。 俺は大人になってから他所のお宅に上がったことは無い。 まして、こーんなきれいな豪邸。 ベリー軍曹の匂いもあるし、かあちゃんは「マーキング」でもするんじゃないかとヒヤヒヤだったらしい。 そこは、それ。 ジェントルマンの俺だ。 粗相もせず、お屋敷内をくまなく見学させてもらったよ。 ここのお宅には、男の子2人と女の子1人、可愛いお子さん達がいるのだが。 いっぱい構ってもらって遊んでもらったよ。 初の子守体験だったけど、俺って才能あるじゃ~んなんておもっちまった。 (けど。なかなかハードだった。これを毎日こなしている軍曹には敬服するよ。俺は最後にゃバテちまったもんな~。) 佳境は、ベリー軍曹との対面だ。 俺がお邪魔している間、軍曹はなにやら悲しげに鳴いていた。 彼は友達大好きな男らしい。 でも。 悲しいかな俺達は。 ガタイのいい、立派なイチモツをぶら下げたオトコ同士だ。 そうそう安易にご対面は難しい。 最初はゲート越しに対面し、お互いの相性を見ることになった。 ベリー軍曹は。 おしゃべりで陽気な、気のいい奴だった。 「ようこそ~。ね?ね?遊ぶ?遊ぶ?」 ひたすら俺にそう話しかけてきた。 俺もこういう男は好きだ。 ついつい尻尾をぐりぐり動かして、興味津々になった。 さすがにリードを外して遊ぶことまでは出来なかったが、ゲート無しの状態で接近することが出来、俺とベリー軍曹は肩を叩き合って挨拶するまでになった。 お互いに遊びたくて、うひょうひょなんだが…。 俺たちの遊び方はハードだから、合間合間で「ブレイク!」と距離を置かねばならない。 短い時間ではあったが、ちょっと話も出来た。 軍曹「実は。お揃いのスカジャン持ってるんですけど。それを着て肩で風切って歩いてたら、財布落としちゃって。(´・ω・`)ショボーン 」 俺「駄目だな~。俺達は財布なんか持っちゃイカンのさ。そういうものはお付きに持たせて、颯爽と歩くのがドーベルマンってものだぜ。」 さりげなく、お悩み相談にも乗ってやったよ。 軍曹との対面の後、それで帰るものだと思っていたら。 かあちゃんは、なんとディナーまでご馳走になることになってしまったのだ。 さすが、軍曹の飼い主さんだ。 豪勢で太っ腹。 家のかあちゃんったら、調子に乗ってずいぶんとご馳走になって、大分長居させてもらって、帰って来たよ。 あ~。面白かった。 軍曹とは、これからもいい付き合いが出来る気がしたよ。 いつかは取っ組み合いして遊べるようになりたいなあ~。 P.S かあちゃんのvery very家感想。 白亜の御殿。 オシャレでビューチフルなお宅でした。 お子ちゃまたちも、犬慣れしてて、明るく素直です。 very veryさんは。 ノリのいい、面白い旦那様。 やんちゃなハーレー乗り。 奥様のyoshiさんは。 おっとりとした、品のいいマダーム。 見た目の上品さとは裏腹に、さばさばした姉御系のノリも持ち合わせていらっしゃいます。 miyuki的には、とってもファンになってしまったよ!
by vanitybox
| 2005-11-15 23:06
| カイザーの呟き
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